法人を設立することの税務上のメリット・デメリットは?
法人を設立することで、節税の効果が図れます(法人設立のメリット)。
具体的には、「不動産オーナーの所得分散による超過累進税率の緩和(所得税対策)」や「役員報酬の支給による所得の分散(所得税対策)」により所得税の節税効果があります。
また、同じく所得税において「役員報酬に対する給与所得控除(所得税)」の適用を受けることができます。
さらに、「相続税課税対象財産の増加の防止(相続税対策)」により相続税対策を図ることができます。
重ねて、「後継者の株式所有(相続税対策)」により不動産オーナーの相続財産増加を防ぐことができます。
一方、法人設立のデメリットとしては、設立費用・社会保険料・均等割(地方税)の負担や法人税申告書の作成・提出という手続きが必要となります。
なお株式会社と合同会社の相違は、この表のとおりです。
また法人設立をするにあたって、商号、本店所在地、資本金、決算月、株主、役員などを決定する必要があります。
ご参考ください。